各種金属製品のカチオン電着塗装なら京都エイドー工業株式会社

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当社は電気化学的防蝕理論にもとづくED塗装(電着塗装)による塗装の自動化と量産化に着目し、 1967年会社設立以来研究と実用化に積極的に取り組んでまいりました。
1973年には現在地に新工場を建設し、本格的量産塗装体制を整え、 金属表面処理(脱脂・化成皮膜行程)の完璧さ、塗膜の均一性など電着塗装の特性を遺憾なく発揮するとともに、日々各種塗装品の受注拡大と品質向上に努めております。

事業内容
  • 各種金属製品のカチオン電着塗装
  • 一般焼付塗装
取扱い商品
  • 精密機械部品・自動車部品・電気機械部品・建築資材 等
カチオン電着塗装図解

水溶性樹脂塗料を入れたタンク内に金属性被塗物を浸せきし、
被塗物と電極との間に直流電流を通して被塗物の表面に塗膜を形成させる塗装法です。
一般的に他の塗装方法と比較して塗着効率が高い、密着・防錆性能がよい、均一な塗膜が得られる、塗装時間が短縮される、塗装のロスが少ない、火災の危険がない等の利点があげられます。
また、塗料は鉛フリーで環境規制(RoHS指令やREACH規制等)に対応したものを使用し、地球環境の保全に貢献しております。




処理前処理後

処理工程 処理工程

処理工程

塗装可能形状 塗装可能形状
  • サイズ[mm]
  • 単重:15kg以下




電着塗装の特徴
  • 塗装する材料は金属であれば鉄・アルミ・真鍮など殆どのものに塗装できます。
  • 化成皮膜を下地にし、塗膜の密着性が非常に良いので防錆力に優れています。
  • 塗膜は完全に電気的に付着していますので、均一な塗膜を形成します。

一覧

試 験 項 目 試 験 条 件 試 験 結 果 備 考
膜 厚 JIS.K5400.3.5(a) 20μ 電磁式膜厚計
鉛筆ひっかき値 JIS.K5400.8.4.2 H以上 すり傷判定
光 沢 JIS.K5400.7.6 50以上 60°鏡面反射率
密 着 性 JIS.K5400.8.5.2 10点(100/100) 基盤目法
耐 衝 撃 性 JIS.K5400.8.3.2 50cm以上 12.7mm 500g
耐 温 水 性   * 純粋×40℃×500H×Dip
耐 酸 性 JIS.K5400.8.22 * 5%硫酸×20℃×24H×Dip
耐 ア ル カ リ 性   * 5%水酸化ナトリウム×20℃×48H×Dip
耐 溶 剤 性   * トルエン×20℃×1H×Dip
促 進 耐 候 性 JIS.K5400.9.8.1 光沢保持率
50%以上
サンシャインウエザーメーター×100時間
耐塩水噴霧性 JIS.K5400.9.1 480時間以上 5%塩化ナトリウム×35℃ セロテープ剥離

①上記は、所定のリン酸亜鉛処理を施したテストピースJIS G3141(SPCC-SD)
 0.8t×70mm×150mmに電着塗装し、160℃×30分で焼付けした後の塗膜性能。

②上記「*」は、フクレ、ハガレがなく、著しいツヤびけ、変色のないこと。